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近鉄バス百科

近鉄グループニュース
(2003年10〜12月版)

こちらでは、近鉄グループの2003年のニュースをお知らせします。
ニュース・情報がありましたら、BBSにどうぞお寄せください。こちらに掲載いたします。
2003年のニュース一覧はこちら
2003年1月〜3月のニュースはこちら
2003年4〜6月のニュースはこちら
2003年7〜9月のニュースはこちら


 ニュースについて

 近鉄グループ企業の2003年のニュースをお知らせします。なお、情報はなるべく正確に表示しますが、間違っている場合はご一報ください。
 なお、近畿日本鉄道(以下近鉄本社と表記)の情報は、会社の経営に関係するものおよび重要なものに限り掲載します。大阪近鉄バファローズの情報についても、同様とし戦績などは省略します。近鉄バス・近鉄観光バスに関しては、こちらに掲載します。
 本ページ記載のニュースは、個人的に調査したものです。各会社等に問い合わせることは、ご迷惑をかけますので、おやめください。(最終更新2004.1.5)

No.97 <12月26日> 近鉄百貨店、阿倍野Hoop南側に新館建設
 近鉄百貨店は、阿倍野本店の別館Hoopの南側に約4800平方mの土地を取得し、新館を建設することを明らかにしました。
 阿倍野地区では、再開発事業を進めており、その中で都市基盤整備公団が実施した入札において、大阪府常磐公舎跡地(4783平方m)を取得。2004年2月にも譲り受けるとしています。
 施設の概要は今後検討し、2009年には開業させる見通しです。土地面積が専門店別館のHoop(4952平方m)とほぼ同じ規模となるため、建築物の規模や売り場面積も同じようなものになると思われますが、近鉄本社が取得した土地に隣接して約5000平方mの土地を保有していることから、一括して開発することも予想されています。
 大阪市内では、キタ地区の開発に加え、ミナミでも難波で南海電鉄の「なんばパークス」が2003年10月にオープン、今後も心斎橋のそごうが改築の上再開されるほか、東京が本拠の丸井も進出するなど競争激化が進む中、阿倍野地区の地盤沈下を防ぐ意味合いもあるものと思われます。
(参考:日経大阪12/26)

No.96 <12月31日> 近鉄男性駅員の制服を一新
 近鉄本社は、養老線を除く全駅に勤務す男性駅員の制服を12月31日から一新します。制服の変更は約14年ぶりとなります。
 今回変更する理由として、駅業務について6月末から、子会社の近鉄ステーションサービス(旧:近鉄サービスネット)に管理委託し、コスト削減を進めていますが、同社の経営方針である「お客様第一主義」と、営業面の強化を利用者に感じてもらうこと、社員の意識向上に取り組む契機にするためとしています。

 制服のデザインは、ホテルマンをイメージさせたものとし、機能性も重視したものとします。
 帽子については、他社でも例があるドゴール帽とし、カラーは帽子とパンツを「スモークグリーン」、ジャケットはベージュとして、袖や襟にもグリーンのラインを通します。
 ジャケットには帽汚加工を実施、またダイヤ収納用のポケットを設けるなどの機能性も充実させました。駅長と副駅長はダブル(4つ釦)、主席助役、助役、一般係員はシングル(3つ釦)としています。
 また、ネクタイは2種類を用意しています。

 今回は、男性の駅員のみの更新で、女性係員は既に変更済み(2002年3月)のため変更せず、また運転士や車掌といった乗務員も従来どおりの灰色の制服を継続します。養老線については、駅・検車・乗務部門を統合した「養老線管理区」を設けているため、変更しないということです。
(参考:近鉄公式12/26など)

No.95 <12月20日> 近鉄名古屋線川原町駅高架化調査費、2004年度政府予算案に計上
 12月20日、政府が内示した2004年度当初予算の財務省原案に、三重県や四日市市から要求されていた、近鉄名古屋線川原町駅周辺の高架化を含む連続立体化工事について、3000万円の調査費が計上されることがわかりました。
 工事区間は駅前後の海蔵川と三滝川に囲まれた約700mの区間で、また鉄道によって市街地の分断や道路渋滞があるため、四日市市などが高架化を1971年に都市計画を決定したものの、財政難で計画が進んでいませんでした。
 既に駅周辺の土地区画整備事業も2007年度の完成を目標に進んでいおり、来年度予算では国庫から1千万円の補助が出る模様です。
 工事費用は約80億円、工事期間は7〜8年程度を予定し、踏切4ヵ所が除去されることになっています。

 一方、近鉄から2003年4月に三岐鉄道(三重県四日市市)に運営を移管された、北勢線(西桑名〜阿下喜)について、三重県などが線路の改良・高速化工事を進めるための補助金として2億円が、政府原案に盛り込まれました。
 同工事では、カーブの修正、交換可能駅の増設、利用者の少ない駅の統廃合を進め、所要時間の10分短縮(現在、全線で52分かかる)。また、西桑名駅を桑名駅と統合させるための延伸工事なども計画されています。その他駅前も広場や駐車場整備を行うとしています。
(参考:読売・毎日・中日三重県版など12/21)

No.94 <12月9日> スルッとKANSAIのICカードに参加表明
 近鉄本社の山口昌紀社長は、12月8日に会見し、2005年度をメドに、「スルッとKANSAI」が策定しているポストペイ型ICカード「PiTaPa(ピタパ)」を近鉄線の大阪地区176駅をはじめ、三重県・愛知県内の特急運行区間90駅程度においても対応させることを明らかにしました。PiTaPaについては、2004年度から阪急電鉄と京阪電鉄が開始する予定で、近鉄は現行の磁気プリペイド方式の際は加入が大幅に遅れたこともあり、今後様子を見ながら早期に導入をしたい模様です。
(参考:朝日・大阪12/9)

 一方、山口社長はプロ野球・大阪近鉄バファローズ(Bu)の保有メリットが薄らいできた」との認識を明らかにしました。
 もともと、球団の保有メリットは宣伝効果をグループにもたらすという面があり、優勝した2001年の場合、360億円相当の効果があったと言われています。
 山口社長は、今後の球団の処遇は、日本プロ野球の体制がどうなるかもわからないとして態度を明らかにしていませんが、具体的に考えていることはあるのかという記者の質問には「そういうことは、決めたときにしかいえない」と答えています。
 なお、この発言が球団の売却を考えているという一部報道に繋がったことから、12日に行われたグループの球団支援会議終了後に、記者の質問に対して「赤字は垂れ流しでいいものでないから(球団には)頑張ってもらいたい。(売却について)野球はそうもいかない」「とにかく、お客さんに球場へ足を運んでもらうのが一番」と身売りを否定する発言もしています。
(参考:朝日・大阪12/9=前半部分、大阪日刊スポーツ、スポニチ大阪12/13=後半部分)

No.93 <12月9日> 経営破たんの大日本土木、再生手続き完了
 昨年7月に民事再生法の申請により経営破たんした、岐阜市のゼネコン・大日本土木は、12月9日に、債務の弁済を終えて東京地裁から再生手続き完了の決定を受けました。12月下旬の予定を2週間早めての再建となります。
 同社は、近鉄グループに属する総合建設業者として、特に東海地方では最大手の会社でしたが、事業不振に加え、ゴルフ場開発の失敗により、2002年7月5日に2700億円余りの負債を抱えて破たん。その後、新日本石油子会社で、道路舗装最大手のNIPPOコーポレーション(旧・日本鋪道)が79.5%を出資して再建に着手。大口の債権のうち98%を放棄、社員は半数の800人を削減するなどし、今年9月には1266人への、そして12月5日には53人の債権者に、総弁済額の97%相当の約85億円の弁済を終え、残り2億円ほどの弁済メドも立ったとしています。
 今後、NIPPOのほか、近鉄本社が15%ほどの出資で支援。比較的採算性の高い業務に注力することで、売上高は04年3月期に777億円、当期利益は当初予定の3倍に相当する7億円を見込んでいます。
(参考:中日夕刊12/9、読売中部、朝日名古屋12/10)

No.92 <12月1日> 近鉄駅構内の完全分煙化を実施
 近鉄本社は、12月11日(木)より、全駅でのコンコースを完全に禁煙化し、地上ホームに設置する喫煙所以外でのタバコを吸うことができなくなります。
 5月の健康増進法の施行以降、関東地方の大手私鉄、地下鉄では完全に禁煙化を実施していますが、関西圏では阪急や大阪市地下鉄などでは実施に至っているものの、近鉄では状況を見ている状態でした。
 禁煙になるのは、全駅のコンコースと喫煙所以外の地上ホーム、および地下駅である難波、日本橋、奈良、名古屋および半地下の荒本の各駅はホーム、コンコース含め全面禁煙(上本町駅は地下ホーム・コンコース、地上コンコースを全面禁煙)となります。
 なお、同社によれば、一部駅では喫煙所の設置が改札外になるものもあるということです。
(参考:近鉄公式12/1ほか)

No.91 <12月1日> 志摩スペイン村、10周年に向けて新アトラクション投入
 志摩スペイン村(三重県磯部町)は、10周年を迎える来年に向けて、新アトラクションやショーの投入で利用者の確保を目指すことを明らかにしました。
 同社によると、他パークとの差別化を進め、スペイン色を前面に押し出すべく、闘牛やフラメンコをテーマにしたイベントなどを行います。今回の投資は1999年以来の大型投資になります。
 まず、アトラクションの追加では、観客が闘牛場をイメージした空間を闘牛のような雰囲気を体感しながら走る屋内型ジェットコースター「マタドール」、フラメンコと花をイメージしたイルミネーションの中を進んでいく「光の宮殿」、マイナス30度の世界を体感する「氷の城」を新設します。
 イベントでは、カンブロン劇場で石原裕次郎主演映画「闘牛に賭ける男」(1960年)や闘牛ドキュメンタリー映画(1951年)などを上映します。
 いずれも3月1日からの予定で、総額2億円を投資します。
 同園の利用者は今年度(03年3月〜04年2月)の見込みは、前年比1.7%減の183万人としていますが、2004年度は10周年ということで、200万人以上の利用者を目標にしていくとしています。
(参考:読売三重県版、伊勢新聞12/2)

 
No.90 <12月1日> 生駒山上遊園地、冬季休園
 生駒山上遊園地(奈良県生駒市)は、冬季の12月1日から2月28日までの営業を休止することになりました。
 これは、冬季の利用者が激減しているためで、特に1985(昭和60)年に開業したスケートリンク「スターナ」は、スケート人気の低迷もあって、遊園地の休園ともに営業を廃止し、経費節約を図るとともに、同社では再開後にイベントなどで集客を目指すとしています。
 なお、信貴生駒スカイラインや生駒鋼索線(ケーブルカー)の営業は行います。
 同園が冬季に休園することになったのは、1929(昭和4)年に開業して以来初めてですが、1999年に実施した遊園地の無料化もあまり効果が無かったことがわかったこと、報道では休園に対する問い合わせも特になかったことも書かれており、利用者の関心が薄れている面も否定できません。今後、閉鎖もしくは縮小を検討しているあやめ池遊園地(奈良市)とともに先行きが危ぶまれます。
(参考:近鉄公式および奈良新聞12/2)

No.89 <11月25日> 近商ストアの一部株式を投資会社に売却
 近鉄本社は11月25日、近鉄百貨店(大阪市阿倍野区)が保有する、子会社・近商ストア(大阪府松原市)の株式について、2004年2月1日をもって、その一部を独立系投資会社のフェニックス・キャピタル(東京都千代田区)へ売却し、有利子負債の削減を目指すことを発表しました。
 近商は、関西圏の主に近鉄沿線に約80店舗を展開する中堅のスーパーですが、バブル期などの出店に伴う借入金の増大により、有利子負債が大きくなっていたため(2003年2月期に212億円)、これを連結から外すことによって、同ベースでの借金を減らすことにしたものです。
 売却するのは、近鉄百貨店が保有する648万株(全体の93.1%相当)のうち、半数の324万株をフェニックス社に売却、さらにフェニックス社は476万株、23億8千万円相当の第三者割当増資に応じて、保有株式を800万株、比率にして68.3%に増やして、フェニックス社の傘下に置くものとします。
 これに伴い、近鉄百貨店の保有株式比率は27.6%に下がります。なお、近鉄本社所有の48万株はそのままですが、比率としては6.9%から4.1%に下がります。
 近商の大塚治雄社長は留任し、フェニックス社が引き受ける株式の一部も保有します。また、業務上は提携を続け、商号の変更も予定していません。
 なお、近商の保証金敷金の管理を行う部門を、同日に会社分割を行い、「株式会社ケイ・エス・エス建物管理」を設立。新会社の株式は、近商に割り当てたあと、全てを近鉄本社の保有とします。
 これによる2004年3月期連結決算への影響はないとしています。

 一方、近鉄百貨店子会社で、婦人服販売の「シェトワ」(大阪市)についても、全株式を衣料品販売の「パル」(大阪市中央区、井上英隆社長。JASDAQ上場、株式コード2726)に同日売却します。シェトワは首都圏でも店舗展開を行っていましたが、近鉄百貨店が既に東京店を閉鎖していることなどから、首都圏での店舗展開の意義が薄れたこともあり、近鉄百貨店にテナントとして入り取り引きのあったパルに譲渡するものです。パルでは、首都圏への店舗展開につなげたいとしています。
(参考:日経、近鉄百貨店公式、近鉄本社公式プレスリリース、パル公式プレスリリース 11/25)
No.88 <11月25日> 近畿日本ツーリスト、クラブツーリズム部門を営業譲渡
 近畿日本ツーリストは、11月25日の取締役会で、会員制旅行部門である「クラブツーリズム事業部門」を子会社の(株)クラブツーリズムに営業譲渡するとともに、同社を近鉄本社と投資会社による第三者割当増資を受けて連結から外すことを明らかにしました。
 旅行部門において、クラブツーリズム事業部は、中高年層のツアーをメインとしているということもあり、取扱高1400億円で162億円の利益を得るなど、比較的良い成績ですが、ツーリスト本体からの分離による事業の明確化、現在進める「新アクションプラン」に伴う、総合旅行業からの脱却およびイベントなどの総合プロデュース業への転換、また連結での無借入による経営を実現すべく、同社売却代金をそれに当てるものとしています。また、2004年12月期に復配するための減資となるともしています。
 譲渡価格は250億円程度、第三者割当増資は、近鉄本社(約30%)のほか、投資会社のジャフコ(約35%、JAFCO、東証一部上場、東京都千代田区)、ビジョン・キャピタル(約25%、英領ケイマン島)、SMBCキャピタル(約2%、三井住友銀行子会社、東京都中央区)の4社が引き受け、近畿日本ツーリストの保有する(株)クラブツーリズムの株式は全体の8%に低下し、子会社ではなくなります。
 営業譲渡は2004年4月30日に実施予定で、譲渡後も業務上の関係は継続するとしています。
(参考:日経プレスリリース11/25)

 また、近畿日本ツーリストはこれに伴う、2003年12月期の業績予想を発表し、この譲渡に伴う特別損失を見込み、当期純利益が減少するとしています。
 人事面についても、2004年1月1日付けで、太田孝常務(59)が社長に就任、高橋秀夫社長(65)は辞任して、1月1日よりクラブツーリズム社の会長になります。ツーリストでは新アクションプランとともに、経営陣の若返りを図るとしています。
 太田孝氏は、1966年横浜市立大を卒業し、入社。1999年より取締役、2003年3月から常務になっています。
(参考:読売東京11/25)

No.87 <10月1日> 奈良近鉄タクシー、運転代行業に進出
 奈良近鉄タクシー(奈良市)は、系列の三都交通(奈良県大和郡山市)、竜田タクシー(同斑鳩町)の2社とともに、運転代行サービスを10月から開始しました。吉野近鉄タクシー(同大淀町)、奈交宇陀タクシー(同榛原町)の2社でも準備を進めており、ほぼ奈良県全域で代行サービスが出来るようになる予定です。
 同社では、昨年6月からの道交法改定による飲酒運転罰則強化などもあって、運転代行サービスの可能性を検討し、一方で利用者からも要望があったことから、サービスを拡充すれば乗車率にも繋がるとして、10月1日から行っています。
 代行の料金は、タクシー運賃3000円までが2000円になり、以上タクシー運賃3000円毎に1000円の料金追加となるもの。10月一ヶ月では計15回でしたが、今後12月の宴会シーズンを控え、利用者の増加を期待しているということです。
(参考:奈良新聞11/21)

No.86 <11月25日> 近鉄本社の9月中間期連結、経常利益増加
 近鉄本社の9月中間期連結決算は、売上高が予想を若干下回ったものの、経常利益と純利益が増加し、黒字になると発表しました。
 2003年9月中間期(4月1日〜9月30日)は、連結売上高が6398億7400万円(前年同期6317億5600万円)、経常利益が108億7100万円(前年同期10億7600万円)、純利益が40億7000万円(前年同期61億9000万円の赤字)の黒字でした。
 鉄道旅客収入は減少に歯止めが掛からず、2%ほどのマイナスとなっており、マンション販売も予想を下回ったものの、不動産の収支改善、人件費削減などのリストラ効果などで、黒字転換が図られたとしています。
(参考:近鉄公式11/22、日経11/21、読売東京11/25ほか)

No.85 <11月18日> ツーリスト、SARSの影響で海外旅行売上が半減
 近畿日本ツーリストは、2003年4月から9月までの、旅行取扱高を発表(但し、同社は暦年で決算を発表しているので、これとは別)しました。
 取り扱い高は、前年4〜9月の実績よりも19.6%少ない2955億円で、業界2位を維持したものの、このうちの海外旅行取り扱い高は、前年同期比で49.7%減とほぼ半分になる601億円に低迷し、業界2位から4位に転落しました。
 これは、新型肺炎SARS(重症急性呼吸器歴候群)の影響で、アジアを中心に団体旅行の中止が大きく響いたもので、団体の取り扱い分が多かった、JTBや日本旅行(JR西日本系)が同様に4割以上の減少となっています。一方で、個人旅行が強い、業界5位のHISや同4位の阪急交通社(阪急電鉄子会社)は、売上高を落としてはいるものの、団体旅行に比べ、SARSによる影響が小さかったとしています。
2003年度4〜9月期の取扱高
(単位は億円、単体べース。カッコ内順位は前年度。増減率は前年度同期比、%、▲は減)
順位
(カッコ内は
海外旅行取扱高順位)
社名 総取扱高 海外旅行取扱高
1(1) JTB 6,213(▲22.2) 1,303(▲43.2)
2(4←2) 近畿日本ツーリスト 2955(▲19.6) 601(▲49.7)
3(5) 日本旅行 2133(▲15.4) 483(▲41.4)
4(3) 阪急交通社 1346(▲18.4) 720(▲35.8)
5(2←4) エイチ・アイ・エス(HIS) 891(▲23.4) 841(▲25.4)
(参考:日経11/14)

No.84 <11月11日> 近鉄エクスプレス、9月中間期は増収増益
 近鉄エクスプレスは、2003年9月中間期連結決算を発表し、売上高が国内やアジアの売り上げが好調、経常利益も前年同期比37%の増加ということです。
 売上高は、1000億3800万円(前年同期比8%増)で、うち国内が9%、アジアが11%増加、一方生産移転で北・中南米は3%の減少でした。日本から中国への電子部品や、米国へのプラズマテレビの輸送が好調だったということです。
 経常利益は31億5200万円、純利益16億2600万円(61.5%増)となっています。
 2004年3月期(通期)は、売上高2080億7600万円、経常利益78億9800万円、純利益33億9700万円を予想しています。
(参考:日経11/12)

No.83 <11月7日> 近鉄不動産、東京都内で大型開発
 近鉄不動産(大阪市)は、藤和不動産(東京都中央区、東証一部上場)と共同で、東京都東村山市栄町の西武新宿線久米川駅北側に大規模マンションの開発を行い、11月から販売を開始することになりました。
 当物件は、「アウリオンシティ」で、もとは明治乳業の社宅と研究所があった敷地を藤和不動産が同社から取得したもの。久米川駅からは徒歩4分と比較的近く、同沿線での駅近くにおける物件では過去最大と言われています。
 敷地は約1万2千平方メートルで、SRC/RC造地上14階建て、住宅戸数は322戸、各専有部分は60〜94平方メートルで2LDK〜4LDK。全戸数分の駐車場も設置します。施工は長谷工コーポレーション。
 既に工事を始めており、2004年10月に完成予定。同11月には入居が始まります。
(参考:日経首都圏、同物件公式サイトなど11/14)

No.82 <11月4日> Bu、二軍のキャンプを来年から高知市でも実施
 大阪近鉄バファローズは、来年春の二軍キャンプを、高知市東部球場で行うことが、11月4日に発表されました。
 従来、バファローズは宮崎県日向市で一軍・二軍両方を行ってきましたが、来年は二軍の1次キャンプ(2月1日〜15日)を高知で行うことにしたものです。
 高知市では、今年をもって福岡ダイエーホークスがキャンプ地から撤退し、宮崎市に移す動きがあり、県下においても、西武ライオンズや阪神タイガースなど他球団が一部を他県に移したため、キャンプ地としての衰退を懸念した高知市が、市役所内に対策本部を設置し、バファローズの球団事務所に松尾市長(当時)自ら訪れて、誘致活動を行ったのに対してこたえたものです。
 永井社長は、高知市の室内練習設備が日向市のものよりも充実しており、また近鉄沿線の京都と高知が坂本竜馬でつながりがあるので良いことだと話しています。
 なお、バファローズは高知県内では、1976年から82年まで県西部の宿毛市でキャンプを行っていたことがあります。
(参考:朝日、毎日、読売ほか11/5)

 一方、球団は10日、タフィ・ローズ外野手との来年の契約を行うことを断念したと発表しています。契約条件について、10月に行った代理人との交渉が不調に終わっていました。12月には保留選手名簿から外し、他球団への移籍が可能となります。
(参考:各スポーツ紙など11/11)
 *ローズ選手については、11月30日の保有期限切れに伴い、12月1日に正式に保留選手名簿から外したことが明らかになっています。現時点で日本でのプレーを継続したいとしていますが、35歳の高齢であることや年俸が高いことから、読売巨人軍への移籍が確実視されています。
 バファローズでは今回、引退する五十嵐、武藤などの選手を含め、全球団中最多の11人を外しており、外国人選手も2名含まれています。
(参考:スポーツ各紙など12/2)

No.81 <11月1日> 三重近鉄タクシー、乗務員の車内禁煙実施
 三重近鉄タクシー(三重県四日市市)は、11月1日から所有する335台のタクシー全車で、車内での乗務員の禁煙を実施しました。
 これは5月に施行された健康増進法や、乗客から車内の匂いや煙に苦情があったことから決めたもので、439人の乗務員に車外喫煙時に使う、携帯用灰皿を配布しました。
 また、車内には、消臭・防汚効果のある光触媒コーティングを行うほか、乗客にも禁煙への協力を呼びかける掲示を行っています。
(参考:朝日・三重版10/31)

No.80 <10月31日> 近鉄高鷲駅で住基カードでの住民票交付開始
 大阪府羽曳野市は、近鉄南大阪線・高鷲駅に、住民基本台帳カードを使っての住民票等証明書の自動交付機を設置し、10月31日から稼動させることを明らかにしました。
 駅に証明書交付機を設置するのは全国で2例目、住基カードを利用できる交付機の設置は初めてということです。
 羽曳野市では、市内9箇所に1991年から、磁気カードによる交付機を設置していましたが、高鷲駅の交付機を磁気カードと住基カード両方が使えるタイプに入れ替えることにしたものです。設置等費用は1億3千万円ということです。
 タッチパネル式の装置で、カードと暗証番号で本人確認。住民票や印鑑証明などが交付でき、手数料は市役所等の窓口と同じとしています。
(参考:毎日大阪10/25)

No.79 <10月24日> 近鉄百貨店、9年ぶりに復配へ
 近鉄百貨店<8244、大証1部>は10月24日に今年9月期の中間連結決算を発表しました。
 売上高は2043億円(前年同期比2.8%減)、経常利益21億円、純利益は12億円(同2.1倍、当初予想は7億円)でした。来年2月期の連結決算予想は、売上高4130億円(前年同期比2.5%減)、純利益24億円(同46.1%増)を見込んでいます。
 業績としては、個人消費が低迷し、冷夏だったこともあって減収になっているものの、関連会社の業績が良く、大幅な増益となったということで、2004年2月期は1995年2月期以来9年ぶりに復配することも決まりました。配当は1株あたり2円50銭の予定です。
 同社は2001年に京都近鉄百貨店と近鉄百貨店が合併したもので、旧京都近鉄百貨店が上場会社だったため、合併後も上場を続けています。但し、非上場だった旧近鉄百貨店による救済合併の形が強いため、3年間は暫定的な上場となっています。

 また、近鉄百貨店の子会社である近鉄友の会は、中部近鉄百貨店の友の会業務を行う、中部近鉄友の会を12月1日をもって吸収合併することを決めました。中部近鉄のうち、草津店は旧草津近鉄百貨店時代から近鉄友の会が業務を行っていたため、事業の重複を解消することとしたものです。
(参考:近鉄百貨店公式、共同10/24など)

No.78 <10月14日> 近鉄奈良線で女性専用車の運行を本格実施
 近鉄本社は、奈良線電車の快速急行で、朝ラッシュ時に限り、今年3月から試行していた女性専用車の運行を10月14日から本格実施に移しました。
 他社でも女性専用車の動きがある中、近鉄では試行中、利用者の反応を見ていましたが、概ね好評であったということです。4月と7月に各200人に行ったアンケートでは、女性の84%、男性の73%、全体で78%が賛成としています。賛成の理由としては、「安心できる」「痴漢に間違われなくて済む、痴漢行為防止に役立つ」といったものがあげられています。
 平日ダイヤの始発から、9時30分までに難波駅に到着する上り快速急行20本(奈良または西大寺駅始発)が対象で、最後部1両が割り当てられます。
(情報:近鉄公式サイト、京都新聞10/28)

No.77 <10月8日> バファローズ今年は3位、来年は地方主催試合も実施へ
 大阪近鉄バファローズは、2003年のシーズンを終了し、10月8日に梨田昌孝監督と永井充社長(近鉄本社顧問)が、田代和オーナー(近鉄本社取締役相談役)への報告を行いました。
 バファローズの今年の成績は、140試合で74勝64敗2分け、勝率5割3分6厘、優勝した福岡ダイエーホークスとは8.5ゲーム差の3位でした。
 今季は前半は開幕ダッシュにも成功し、途中まで首位にありましたが、7月特にオールスター以降に低迷、千葉ロッテマリーンズに負け越すなど、何とかAクラスには入ったものの、不満の残る結果となりました。投手陣が大塚投手の放出による抑え不在、野手では四番を打つ中村選手の怪我による不振が響いたともいえます。
 バファローズは、今年オフに10人以上の戦力外通告を行い、来季は選手数を4〜5人程度減らして65人体制とする方向を明らかにしています。一方、梨田監督は留任、コーチ陣も一部退団者が予定されるものの、大きくは変わらない模様です。

 また、バファローズは2000年以降、全ての主催試合を大阪ドームで行っていたのを改め、来季は地方での主催ゲームを行うことも明らかにしています。永井社長は大阪での浸透はある程度できたので、地方でのファン作りに本腰を入れたいと話していますが、2001年に優勝して以来、昨年、今年と観客数は減っており、特に今年は阪神タイガースの快進撃に飲み込まれた格好。中でも千葉ロッテとオリックスブルーウェーブ戦の観客が少なく、大阪ドームの賃料よりも収入が少ないこともしばしばあるということで、この2カードを2試合ずつ4試合以上を地方での主催に切り替えるとともに、開催地の小学校に野球用具の寄贈を行うことも検討しています。
 逆に、福岡ダイエー戦など人気のあるカードは、東京ドームでの開催も計画しています。東京ドームは来季、日本ハムファイターズが本拠地を札幌ドームに移すため、東京都内でのパ・リーグの試合がなくなり、同時に東京ドームの稼働率も低下するため、東京で試合を開催してパ・リーグの人気回復を目指すものです。これについては、福岡ダイエーも東京での試合を計画していると言われています。東京での試合を行うには、読売巨人軍などの承認が必要となりますが、巨人軍は大阪ドームでバファローズの承認を得て主催試合を行っており、本拠地の相互乗り入れの形で実現可能と思われます。
 なお、バファローズは今年スポンサー契約を結んでいた消費者金融「アコム」との提携をあと1年延長することも明らかにしています。
(参考:スポニチ大阪、大阪日刊スポーツ10/9ほか)

 一方、二軍の練習・試合を行っている近鉄藤井寺球場の老朽化による移転問題は、10月22日、移転を撤回する意向が明らかになっています。藤井寺球場を改修すれば当面は使えると判断したもので、

No.76 <10月5日> 近鉄不動産、ホテル松政を「女将塾」により経営再建を目指す
 近鉄不動産は、系列の湯田温泉(山口市)が経営する「ホテル松政」(吉村正則社長、87室)の経営が悪化していることから、「女将塾」(兵庫県豊岡市)の支援を受けて、再建を進めることになりました。
 「女将塾」は、兵庫・城崎温泉の旅館「城泉閣」女将の三宅美佐子社長が、旅館の女将を育成するために設立した私塾で、旅館業務を通して女将を育成し、既に7人が若女将として各地の旅館に送り込んでいます。また、女将を派遣して旅館の経営建て直しを行う業務も行っています。今年NHKで放送したドラマのモデルにもなっています。
 松政は、1991年に16億円の売上げを記録したのをピークに減少続けており、2003年2月期の売上げは10億円。赤字も数年間続いており、グループのリストラ対象(3期連続赤字は撤退)になりかねない状態。
 女将塾は、松政に大分・別府の旅館で女将をつとめる卒業生を女将として、また塾出身の総支配人ら4人を常駐させて、経費管理や接客の指導を行うほか、人事権を持たせて既に従業員を60人から40人に削減するなどコスト削減も行っており、04年度には03年度比1割増の11億円の売り上げ、黒字化を目指しています。
(参考:中国新聞10/7)

No.75 <10月1日> 大広、博報堂HDに経営統合
 広告代理店の大広(業界6位)は、業界2位の博報堂と同7位の読売広告社との間で経営統合し、持ち株会社「博報堂DYホールディングス」を設立、10月1日より新会社のもとでの営業を開始しました。
 9月29日に東京都内でDYホールディングス社長に就任した宮川智雄・博報堂社長が会見し、2005年度にはグループ売上高1兆1千億・営業利益230億円に押上げ、業界首位を独走する電通を追撃すると発表しました。
 宮川社長は会見で、「電通へチャレンジする基盤は整った」「統合によるシナジー効果で、世界一級の広告会社グループを目指す」と抱負を語っています。
 また、新会社は新聞やテレビなどメディアの広告枠の購入を行うメディア事業会社を12月に設立して、3社の同部門を統合していくことも決まっています。
(参考:産経東京9/30ほか)

No.74 <10月13日> 上本町周辺で不発弾処理
 10月13日(月)午前中に大阪市の近鉄・上本町駅周辺で不発弾の処理が行われます。このため、上本町発着の近鉄電車、バスに一部運休および区間短縮がありますので、ご注意ください。また、駅周辺の店舗も営業を休止します。
 この不発弾処理は、9月9日に上本町駅近くの大阪市天王寺区上汐三丁目の工事現場で発見された、第二次世界大戦時の米軍が落としたと思われる不発弾を処理するもので、半径300m以内の地域住民などの避難を行った上で実施されます。近鉄・上本町駅も一部が避難地域に指定されるため、電車運行などにも影響が出ます。この規制では約13000人に影響が出ると見込まれています。
 
 近鉄電車関連では以下の通り。 
  • 大阪線と上本町駅が始発・終発の特急で、8:30〜12:00に上本町駅に到着、9:00〜12:00に発車する電車は、同駅での乗降扱いを行わず、全て鶴橋駅からの乗降扱いに変更。上本町〜鶴橋は回送とします。
  • 奈良線および名阪・阪伊特急の難波発着電車は、8:30〜12:00の間、上本町駅を通過します。難波・日本橋では通常通り乗降できます。
  • 駅売店等は、規制時間中は営業を休止し、解除後早いうちに再開。
  • 規制時間帯に上本町駅に発着する特急券は前売りを中止、持っている方は全額払い戻しを受けることが出来ます。
 近鉄グループ施設関係では以下の通りです。
  • 近鉄百貨店上本町店は、規制解除まで営業を見合わせ。
  • 近鉄小劇場では上映予定だった映画のうち12:00からの回は中止、15:00からの回は上映。
  • 都ホテル大阪は、一部を除き避難地域を外れるため、営業を継続。規制時間中、鶴橋駅とホテル間にシャトルバスを運行。
  • レストラン「百楽上六店」「味楽座本店」「ローゼンポルカ上本町店」については15:00からの営業となります。
 近鉄バス関連では以下のとおりとなります。
  • 関空リムジンバス(上本町駅1階発着・関西国際空港行き)は当該時間帯は運休
  • 福山特急線「びんごライナー」(上本町バスセンター=駅2階=発着・福山、府中方面行き)
     上本町バスセンター9:00発府中行きは、始発をなんばOCAT9:15発(以遠通常通り)
     上本町バスセンター11:14着(府中営業所6:30、福山駅7:20発)はなんばOCAT到着(11:04着)で打ち切り
  • 伊丹空港リムジンバス(上本町バスセンター発着・大阪国際空港行き、大阪空港交通運行)は当該時間帯運休
  • 笠岡・井原・神辺行き「カブトガニ」(上本町バスセンター発着、井笠鉄道運行)
     上本町バスセンター9:25発神辺行きは、始発をなんばOCAT9:45発(以遠通常通り)
     上本町バスセンター10:20着(神辺6:20、井原BC6:34、笠岡駅7:02発)はなんばOCATからUSJへ直行
 このほか、大阪市交通局も地下鉄谷町九丁目駅(谷町線、千日前線)を通過、市バスについては赤バス・天王寺ループと101号系統(天満橋〜上本町六丁目〜あべの橋)が全線運休、その他上本町六丁目発着の市バス路線は鶴橋駅前やなんば、あべの橋、上本町一丁目での折り返し運転になります。

 詳しくは近鉄電車公式サイト、もしくは大阪市のサイトをご覧下さい。大阪市の発表はこちら現地地図
(情報:近鉄バス公式サイト、近鉄電車公式サイト、大阪市公式サイト、大阪市交通局公式サイトなど9/29)

No.73 <10月4日> アーバンライナーnext、ブルーリボン賞
 近鉄本社の新型特急電車、21020系「アーバンライナーnext」が2003年の鉄道友の会(本部・東京都千代田区)の会員投票による「ブルーリボン賞」を授賞し、10月4日(土)に上本町駅で受賞式と記念列車の運行が行われました。
 アーバンライナーnextは2002年末に運行を開始。名阪特急で15年間運行を続けてきた21000系「アーバンライナー」の後継および増備車両として製造されました。アメニティの向上や喫煙コーナーの設置による全席禁煙化などが評価されたものとしています。また、この車両の登場以後、「アーバンライナー」は順次更新工事を行い「アーバンライナーplus」へと生まれ変わることになっています。
 受賞式は12:30から上本町駅9番ホームで行われ、前面に飾りつけを行った車両に友の会会員が乗車し、五位堂研修車庫との間を往復しました。
 近鉄では、ブルーリボン賞にこれで7車種が選ばれており、また同時に選定されるローレル賞も2回授賞しています。
(参考:近鉄公式ほか10/4)

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