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近鉄バス百科 路線篇1(一般路線バス)

萱島線(近鉄八尾駅前〜荒本駅前〜JR住道〜萱島)
:車椅子対応車で運行(一部便)


近鉄線とJR学研都市線、京阪線を結ぶ萱島線。 荒本駅前にて 2006.5.2

●運行系統 [A]は上り(下記表の左)方向のみ停車
 系統図
 時刻表(近鉄八尾駅前発住道・萱島方面)
      (JR住道発近鉄八尾行)(萱島発荒本駅前・近鉄八尾行)
      (荒本駅前発)(JR住道発荒本駅前・八尾方面)(JR住道発萱島方面)
      (若江岩田発近鉄八尾行)(若江岩田発住道・萱島方面)

43・44番系統は2006年11月29日より運行

下り 上り 運  行  経  路
36 近鉄八尾駅前−萱振−若江岩田−菱江−荒本駅前−朋来住宅前−JR住道
43 近鉄八尾駅前−アリオ八尾−萱振−若江岩田−菱江−荒本駅前−朋来住宅前−JR住道
37 荒本駅前−中野南−朋来住宅前−住道駅筋−御領東−巣本−萱島
39 近鉄八尾駅前−萱振−若江岩田−菱江−荒本駅前−朋来住宅前−JR住道−御領東−巣本−萱島
44 近鉄八尾駅前−アリオ八尾−萱振−若江岩田−菱江−荒本駅前−朋来住宅前−JR住道−御領東−巣本−萱島
35 -- JR住道→御領東→門真団地
38 30 近鉄八尾駅前−萱振−若江岩田−菱江−中野南−荒本駅前
41 荒本駅前−中野南−朋来住宅前−JR住道

●概要

 南北幹線で、近鉄大阪線と近鉄奈良線、近鉄けいはんな線、JR学研都市線、京阪本線の5つの鉄道を結ぶ路線です。運行頻度や利用者も比較的多い路線です。しかし、路線は狭隘路があったり、渋滞に巻き込まれやすく、このため八尾〜萱島にあった直通便は、1998年2月のダイヤ変更時に1便を残してなくなり、メインの運行系統は、八尾〜住道と荒本〜萱島の2つに別れました。このときに、1往復だけ存続していた穴太経由もなくなっています(廃止なった穴太経由は2003年7月に八尾市愛あいバスとして、八尾市内のほぼ同じ区間をカバーするようになった)。
 2006年4月にJR住道駅南口のロータリー完成に伴い、路線を再編し、近鉄八尾〜荒本〜JR住道〜萱島の全線を直通する系統と、近鉄八尾〜荒本〜JR住道を運行する系統、これに荒本〜JR住道〜萱島を運行する便が加わるのを基本とする系統に再編されました。特に全線直通は従来より大幅に増便されています。従来直通便が経由しなかった荒本駅前とJR住道も経由するようになりました。11月の終わりには、アリオ八尾が近鉄八尾駅近くに完成し、昼間時に乗り入れる変更を行っています。
 担当営業所は、稲田営業所です。

●運行ルート

 近鉄八尾駅前は、北口にあるロータリーから発車します。駅前を出ると右折。右側にアリオ八尾。昼間時のみ停車します(2006年11月29日より)。暫くは広い道ですが、まもなく狭隘路にはいります。狭隘路でバス同士のすれ違いが不可能なため、バスに無線を搭載し、このエリアに入るときに無線でやり過ごせるようにしています。その途中には萱振。それを抜けると西郡西口。そして、道は府道八尾枚方線に入りますが、まもなく渋滞に飲まれます。右側に電線メーカーの工場が見えると若江岩田。近鉄奈良線への乗り継ぎが出来ますが、すこし歩きます。奈良線を陸橋で越え、右に東大阪市役所を見ると、その先で菱江。ここで以前は枚岡線に乗換えできました。さらに進んで、阪神高速13号東大阪線が見えると、中野南。この交差点を大阪市内方向へすすむと間もなく、荒本駅前です。
 相変わらず渋滞の道を進み、左右に工場や運送会社を見ながら、三洋町。左には三洋電機の工場が。まもなく、住道駅筋へ。ここで、JR住道ゆきは側道へ入り、JR線の高架をくぐったところを右折、JR住道へ到着します。ここは駅の1Fすぐのところで(2006年4月6日より南口に変更)、瓢箪山ゆきや梅田方面などののりばとは違う場所です。
 萱島へ向かう便は、住道駅筋から陸橋に進みます。ここは以前は地平を進んでそのまま寝屋川を渡っていたのを、97年8月に新しい橋をかけたものです。これを越えると赤井
 御領東からは門真市に入り、ここからは京阪バスに合わせて初乗り運賃が220円になります。この先で左折すると門真団地です。萱島ゆきは直進、巣本。ここからは狭い府道を進み、京阪電車の高架下が萱島の終点になります。
 なお、バスは駅前で折り返し不可能なので、その先に折り返し場を設けています。萱島の停留所は門真市ですが、折り返し場は寝屋川市になります。

●車両

 狭隘路があり、中型車がメインで使われますが、大型車や小型車も使用されており、ワンステップ車も多く導入されています。 

●運賃

 近鉄八尾〜住道〜御領東は特殊区間制で初乗り200円。御領東〜萱島は京阪バス調整区間で初乗り220円。
 主な区間では、近鉄八尾駅前〜若江岩田が240円、〜荒本駅前が270円、〜JR住道が300円、〜萱島が320円。荒本駅前〜住道駅筋が270円、〜萱島は290円。

●ダイヤ

 運行系統などは、この10年で数回変わっています。1994年にJR住道への乗り入れ開始、これにより八尾〜朋来住宅/荒本駅前が減便。一方、萱島側では朋来住宅止めが入り、住道で大きく2つに分かれるようにしています。このときはまだ、朝夕を除き八尾〜萱島直通も1時間に1本走っていました。また、八尾市内で西側の経路を通る穴太経由は、このときに1往復のみになりました(1998年に廃止され、現在は八尾市愛あいバスがこの区間をカバー)。
 現行は、八尾〜住道が概ね15〜20分毎、荒本〜萱島は1時間に2〜3本となっており、住道以南がメインになっていることがわかります。

●今後

 定時性がないのは道路の改良などを待つしかなく、その期待は難しいといえるでしょう。使用車もバラバラになっており、ちょっと統一性に欠けるも難点です。
 2006年の変更で、八尾〜荒本〜住道〜萱島と1本につなげたものの、便数は全体で減少(近鉄八尾〜中野東間まで減ったのは納得いかない面も)となり、サービス面では多少問題が残る状態になっています。

●路線の変遷 

日付 内容 備考
1937年10月 大阪電気軌道が摂河自動車・八尾〜若江岩田、菊水自動車・若江岩田〜萱島を買収し、萱島線を開設
1994年2月8日 近鉄八尾〜JR住道間(32番)を開設、近鉄八尾〜朋来住宅間を延長。また、朋来住宅〜萱島間を開設。JR住道は駅北口に新設。
1998年2月18日 ダイヤ変更。近鉄八尾〜萱島(31番)を夜間1便のみに減便、32番=南線と荒本駅前〜萱島(37番)=北線を中心にしたダイヤに。穴太経由は廃止
2002年3月21日 バスカード対応開始
2002年9月22日 ダイヤ変更、車椅子対応車運行便を時刻表に明記
2002年10月15日 萱島停留所を移設(高架下から、降車場を北側に、乗車場を南側に)
2003年3月6日 ダイヤ変更  
2004年3月18日 ダイヤ変更
2005年3月25日 ダイヤ変更
2006年4月6日 ダイヤ変更・路線再編。基本系統を近鉄八尾〜荒本〜JR住道〜萱島(39番)と近鉄八尾〜荒本〜JR住道(36番)に変更。八尾〜萱島直通が大幅増加。また、JR住道は南口に変更。
2006年11月29日 アリオ八尾開業に伴い、同所経由便(39番に対し44番、36番に対し43番)を新設。

(最終更新:2006.11.26)

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