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近鉄バス百科 路線篇1(一般路線バス)
信貴山上線(高安山〜信貴山門)
生駒縦走線(生駒聖天〜生駒山上〜高安山〜信貴山門)
正月に走る生駒縦走線。信貴山上線も増発 信貴山門にて 2001.1.1(雁多尾畑氏撮影)
●運行系統 系統図 時刻表(高安山発)(信貴山門発)
| 番号 |
運 行 経 路 |
| 50 |
高安山−高安山霊園−信貴山門 |
| 51 |
高安山−信貴山門 |
52 |
生駒聖天−生駒山上−高安山−信貴山門(1/1〜3のみ運行) |
●概要
戦前、信貴山へは2つのルートが作られました。一つが信貴生駒電鉄(現在の近鉄生駒線)による信貴山下〜信貴山のケーブルカー(のち近鉄東信貴鋼索線、1983年5月に廃止)、もう一つが1930年に開業した大軌系の信貴山急行によるケーブルカー(信貴山口〜高安山)と山上電車(高安山〜信貴山門)でした。このケーブル・山上電車は、1944年に不要不急路線として休止されてしまいます。そして、信貴山急行も関西急行鉄道に吸収されます。
戦後、1957年に信貴山朝護孫子寺の新本堂が落慶するのに合わせて、信貴山口〜高安山のケーブルを復活させ、一方山上電車は廃止して路盤を専用道路に転用のうえ、近鉄バスの運行を行います。のちには、四天王寺高安山霊園にも立ち寄るようになります。以後、ケーブルカーに接続するダイヤで現在まで運行が続けられています。
1964年には、生駒山と信貴山を結ぶ、近鉄直営の信貴生駒スカイラインが全通、ここにも路線バスを運行開始します。これが生駒縦走線です。縦走線は、冬季を除く休日と正月に運行を行っていましたが、1990年8月13日から正月のみの運行に切り替えられ、以後現在まで正月のみ運行の路線として2005年まで運行しました(現在の免許上の区間は、信貴山門〜生駒聖天と、生駒聖天口〜生駒登山口〜竜間となっているが後者は1995年以降全く運行していない)。
担当は枚岡営業所です。
●運行ルート
生駒聖天は、信貴生駒スカイラインの出口付近にあります。ここからスカイラインを上って、聖天口を南に下って生駒山上。ここからは高安山まで生駒山地をドライブ。かつては暗峠(くらがりとうげ)などにも停留所がありましたが、現在は通過します。
高安山からは基本的に毎日運行となります。かつての線路跡を走り、一旦道を外れて高安山霊園に。霊園は昼間のみ経由します。再びスカイラインを経て、信貴山料金所を越えると、折り返し施設のある、信貴山門に到着します。
●車両
大型車が使われます。なお、信貴山の寅を描いたバスもあります。
●運賃
対キロ制で、高安山〜信貴山門はおとな240円・こども120円。高安山〜高安山霊園はおとな190円、高安山霊園〜信貴山門はおとな160円。生駒聖天〜信貴山門はおとな1200円・こども600円(記念品あり)。カードはご利用になれません。
●ダイヤ
信貴山上線は、ケーブルカーに連絡するダイヤで、概ね30分毎に運行します。以前は全てのケーブルに接続していましたが、近年は平日・土曜日の早朝1本に限り、ケーブルに接続するバスは運行していません。また、休日は早朝・深夜のケーブルカー・バス運行はありません。正月など多客期には増発もされています。所要時間は5分程度です。昼間は霊園経由となります。
生駒縦走線は、1/1〜3に限り毎日4往復しています。本数が少ないので、確認の上ご利用ください。
●今後
信貴山上線は、現状維持が続くものと思われます。
生駒縦走線は、夏休みなどの行楽期にも運行されると、利用者に喜ばれるように思います。特に大阪方面の眺めが良い生駒山(だからTVの送信所もあるのです)ですから、うまく活かして欲しいものです。これは阪奈生駒線の梅田〜生駒山上直通バスの復活ともども期待したいものです。
(最終更新:2005.1.1)
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