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近鉄バス百科 路線篇1(一般路線バス)

丹比線(河内松原駅前〜恵我之荘駅前〜平尾)


丹比線1466号車 狭隘区間の恵我之荘にて

丹比線は中型の独壇場、方向幕は起終点併記 (左)松原駅前にて 2002.9 (右)恵我之荘駅前を走るバス。朝のみ運行される恵我之荘発着便。ご覧の通り道は狭い 2004.5(いずみ氏撮影)

●運行系統 *A/Bは、Aが下り(表の左から右)、Bが上りの経路を示す
 系統図 時刻表(河内松原駅前発)(平尾発)(恵我之荘駅前発 北行南行

番号 運  行  経  路
74 河内松原駅前−恵我之荘駅前−野村−小平尾−平尾西/平尾会館前−平尾
31 恵我之荘駅前→西大塚中(中環)→野村→小平尾→平尾西→平尾
32 恵我之荘駅前←埴生←野村←小平尾←平尾会館前←平尾
73 河内松原駅前←西大塚中(中環)←野村←小平尾←平尾会館前←平尾

●概要

 河内松原から恵我之荘駅前を経て羽曳野市西部を南に進み、堺市美原町平尾(2005年2月1日に美原町が堺市に編入)まで向かう路線です。恵我之荘から平尾にかけての府道は一部区間を除き大変狭く、バスは中型のみが使われます。また、朝は通勤客のために、恵我之荘駅前発着としており、松原駅へは買い物客などを考慮して昼間以降の運行にしています。ただ、近鉄南大阪線の利用者は、所要時間を考えて多くは恵我之荘駅前で乗り継いでおり、松原駅前まで利用する人は多くありません。
 路線名は、経路の古い地域名「丹比荘(たんぴしょう)」から取っています。担当は松原営業所です。

●運行ルート

 河内松原駅前はロータリーから発着します。駅を出ると府道堺大和高田線に入ります。松原車庫前を経て、近鉄南大阪線の線路を越えて、西川で右折。まもなく恵我之荘駅前。駅の少し北側にバス停はあります。線路を渡り、狭い商店街を抜け高鷲。ちなみに同名の駅とは大きく離れています。この区間の停留所の多くは狭隘路のため、1本のポールが両方向分をかねているのが特徴です。はびきのコロセウムの近辺は道路が拡張されましたが、再び狭くなってしまいます。野村の西側には新ヶ池や大座間池が見えます。池の隣接地には電波塔があります。これはNHKラジオ第一放送の送信所で、少し南に見えるもう一本は第二放送の送信所です。余談ながら大阪のラジオ送信所は南部に集中しており、すぐ西側の堺市北区にラジオ大阪、堺市の南隣、高石市に朝日放送(ABC)と毎日放送(MBS)があります。北野田多治井線に乗り換え可能な西多治井からは堺市美原区(旧・美原町)で、ここで角を曲がり、南東方向へ進み、小平尾へ。この先で右折し、平尾西を経て平尾に到着します。平尾からは平尾会館前を経て小平尾に戻ります。
 平尾の停留所は交差点の手前、ガソリンスタンドの近くに停車。お向かいには初芝方面へ向かう南海ウィングバス金岡の停留所、また信号の向こうには、富田林〜大美野間の北野田線の停留所がある結節点となっています。
 朝運行の西大塚経由は、恵我之荘駅前を出ると、西川で左折、松原方向へ向かい、その先で中央環状線に入ります。美原ロータリーで左折、埴生を経て、野交差点を右折、野村に達します。また、中央環状線経由で松原〜平尾の系統もあります。

●車両

 狭隘路線のため、中型のみが使われます。
 方向幕は起終点表示([74]松原駅−平尾)となっており、途中停留所ではどちらへ向かっているのか地元の人以外はわかりにくくなっています。両方向で1本のポールを兼用している停留所では特に問題があるかと感じます。

●運賃

 特殊区間制。平尾まで270円となります。

●ダイヤ

 平日・土曜は74番が概ね30分毎に走ります。休日は30〜50分毎と少なめになります。朝は本数も多く、15〜25分ごとになります。また、朝は松原駅へ入らず、平尾〜恵我之荘駅前の運行になります。この場合、31番で平尾から恵我之荘駅へ上がったあと、恵我之荘からは32番に変えて、その先中環経由で平尾へ戻ります。また、休日4便のみ平尾から恵我之荘駅前を経由せず中環経由で松原駅に入る73番が運行されています。

●今後

 丹比線沿線は道路が狭いということと、恵我之荘駅で踏み切りを渡ることで、路線的には条件が悪いのですが、駅から離れた地域への足として今後も運行を続けていくものと思います。

(最終更新:2006.10.7)

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