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近鉄バス百科 路線篇1(一般路線バス)

八尾線(近鉄八尾駅前〜八尾南駅前〜藤井寺駅/八尾南駅前〜沼・太田循環、志紀)
:車椅子対応車で運行(一部便)


ワンステップ車も活躍

利用者が多い八尾線 近鉄八尾駅前にて 2002.7.30

●運行系統 [A]は上り(下記表の左)方向のみ停車
 系統図
 時刻表(近鉄八尾駅前発)(藤井寺駅発
     (JR八尾駅前発藤井寺駅行き)(JR八尾駅前発近鉄八尾行き
     (八尾南駅前発藤井寺駅行き)(八尾南駅前発近鉄八尾行き
     (八尾南駅前発沼・八尾病院・志紀方面)(志紀発八尾南駅前行き

番号 運  行  経  路
70 近鉄八尾駅前−陽光園−JR八尾駅前−太子堂−八尾南駅前−太田−小山−藤井寺駅
71 南太子堂−八尾南駅前−太田−藤井寺駅
72 近鉄八尾駅前←陽光園←JR八尾駅前←太子堂
73 近鉄八尾駅前−陽光園−JR八尾駅前−太子堂−[若林口]−八尾南駅前
74 八尾南駅前→田中町→沼四丁目→東町→太田→八尾南駅前(循環)
75 八尾南駅前→田中町→医真会八尾総合病院前→東町→太田→八尾南駅前(循環) 
76 八尾南駅前−田中町−医真会八尾総合病院前−沼四丁目−志紀車庫前−志紀

●概要

 南北幹線の一つで、近鉄大阪線と南大阪線を結ぶ、現在唯一の路線です。他にJR大和路線と地下鉄谷町線にも接続し、運行頻度や利用者が多い路線です。運行経路はあまり広い道がなく、路上駐車などで運行には苦労する路線です。
 また、八尾南駅前から八尾市南部を循環する系統もこの路線に含まれています。
 2002年3月31日からは、主要停留所にバスの運行状況を表示できる、バスロケーションシステムが導入されました(本格稼動は6月から)。このシステムは、GPSを利用したもので、従来のものよりも精度が高くなっています。
 2003年7月28日からは、沼循環系統に志紀へ向かう系統が新設されます。この系統は循環ではなく、往復する形で運行されます。当面試験運行とし、その後本格運行に移るものとされて、コミバス的な路線と位置付けられましたが、土休日の利用者が少なく、2005年3月31日をもって試験運行を終了し、休日に1往復が残るのみとなります。
 担当営業所は、八尾営業所です。

●運行ルート

 八尾〜藤井寺間は、編集者が藤井寺から八尾方向にばかり乗車していますので、今回は藤井寺から紹介していきます。
 藤井寺駅は、北口にあるロータリーから発車します。かつては国分〜堺東の堺線も来ていました。藤井寺駅を出て、府道堺大和高田線に入り、藤井寺市役所前。ここで左折し、府道大阪羽曳野線を北上。藤井寺市内の住宅地を走ります。大正橋南詰は西名阪道の高架下。脇の大阪前田製菓では回数券を販売しています。堤防を上がり、大和川に掛かる大正橋を渡ります。この橋は少し狭く、バス同士のすれ違いは困難です。
 川を渡ると八尾市に入り太田。その先で、左折。この路線唯一の中央分離帯付きの区間に入ります。このあたりは、企業団地になっており、かのミキハウスもあります。そして、八尾南駅前に到着。
 八尾南駅を出て、先ほどの府道と同じ道に戻ります。戻るとすぐに八尾空港前。コミューター空港で、事務所まではかなり歩きます。かつては空港が道路の西、地下鉄の車庫の脇にも伸びており、当時は道路が地下をくぐっていました。都市計画道路を正面に見て(10年以上変化がないが開通はいつになるのか)右折、ポロロッカ前に南木の本、ここを左折し南太子堂に到着。ここは、かつては太子堂交差点の手前に降車専用バス停を設けていましたが、現在は乗降とも可能になりました。左に移転が予定されている八尾市立病院を見て、太子堂交差点を越えると太子堂。ここからは大蓮線が加わり本数が増えます。植松の先で、道路は陸橋になりますが、バスは側道に入ります。ここは幅が狭く、駐車車両があろうものなら、たちまち進めなくなります。線路に突き当たると右折、踏切を渡ってJR八尾駅前に到着します。
 JR八尾駅を出て、最初の信号を右折して、陽光園。さらに左折して直進、八尾市役所前に来ます。ここのバス停には大阪市営バスのポールがありますが、これは平野駅前〜近鉄八尾駅前の9A号系統のものです。
 市役所先の道を斜め右へ進み、近鉄大阪線の高架をくぐり、右手のロータリーに入ると近鉄八尾駅前となります。
 沼・太田循環は、八尾南駅前を出ると、藤井寺行きとおなじルートを進み、若林東の先をそのまま直進、柏原市との境目ギリギリのところを周回、太田に出ます。太田からは八尾行きと同じルートで八尾南駅前に戻ります。近年、病院への足として、朝夕の一部を除き医真会八尾総合病院経由となっています。
 八尾南〜志紀は、沼循環と同じルートで田中町を経て医真会八尾総合病院を経て、循環で戻らずに沼四丁目を経て北上し、志紀車庫前を経て志紀(JR志紀駅西口)に到着します。逆系統も八尾病院から田中町を経て八尾南駅前へもどるようになっています。

●車両

 八尾〜藤井寺には大型車が使われています。2001年からは車椅子にも対応したワンステップ車も使われています(対応車に時刻表のマークを記載)。一方、沼循環は大型もしくは中型が使われています。八尾南〜志紀系統は小型車で運行します。

●運賃

 全線特殊区間制。
 主な区間では、藤井寺駅前〜小山が200円、〜太田が220円、〜八尾南駅前が240円、〜JR八尾駅前が270円、近鉄八尾駅前が280円。
 志紀〜沼四丁目は220円、〜田中町が240円、八尾南駅前が270円。なお、志紀において、志紀駅東口に発着する「愛あいバス」への乗り継ぎをする場合、大人50円・小児30円の割引があります。
 沼循環は一周して八尾南駅前まで戻ると200円ですが、停留所によって200円、220円、240円の区間があります。 

●ダイヤ

 八尾〜藤井寺は、長らく平日12分、休日15分間隔でした。1995年に土曜ダイヤ導入時に一部減便されたこともありましたが、その後見直しにより、平日は10〜12分間隔、土曜・休日は12〜15分間隔になっています。なお、朝と夜の一部便が途中折り返し/始発になります。所要時間は近鉄八尾からJR八尾9分、太子堂14分、八尾南駅前24分、藤井寺駅まで38分です。
 沼・太田循環は、1時間に1〜2本程度。なお、最終便は平日、土曜、休日と変わるごとに40〜1時間づつ早まります。八尾南〜志紀系統は昼間のみ8往復の運行で、平日のみ運行(2004年6月5日より)します。

●今後

 今後はバスロケーションシステム対応停留所や低床車の増加が見込まれています。個人的には土曜・休日も12分間隔になればいいなと思います。

(最終更新:2005.3.17、08.7.12訂補)

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