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近鉄バス百科 路線篇3(廃止路線・一般路線バス)
桃山線(近鉄桃山駅前〜伏見桃山城)
キャッスルランドの閉鎖と運命をともにした桃山線。大型車は2001年まで運行 2000.9(らじめにあん氏撮影)
●運行系統
| 番号 |
運 行 経 路(全停留所) |
| 05 |
近鉄桃山駅前−桃山−JR桃山駅前−御陵口−下野−伏見桃山城 |
●概要
近鉄や京都経済界などによる伏見桃山城の復元に合わせて、1964年に京都近鉄観光バスが開設、以降近鉄バスの路線として現在まで、桃山城と遊園地・キャッスルランドへのあしとして運行をしてきました。
ただ、桃山城は、近鉄丹波橋駅からも徒歩でいける(12〜3分程度)ため、バスの利用者は少なく、また近年はレジャー形態の変化で遊園地は軒並み寂れ、2000年9月から平日は運休に、2002年のGW終了後は土曜も基本的に運休になりました。
そして、近鉄のリストラ策に伴い、2003年1月31日をもって桃山城・キャッスルランドを閉鎖、桃山線も最後の日曜日となった03年1月26日をもって運行を終了しました。
担当は、京都営業所でした。
●運行ルート
近鉄桃山駅前(桃山御陵前駅)を出ると、東に向かい、国道を横切り、JR桃山駅前。JR奈良線を越えて、坂道を上がっていくと、まもなく伏見桃山城の門が見えてきます。そして、観光バス駐車場の一角にある終点の伏見桃山城に到着します。
●運賃
おとな200円、こども100円の均一制です。京都市内は一般におとな220円ですが、近鉄バスのこの路線は据え置かれていました。なお、1990年代前半までは前乗り・運賃先払いで運行されていました。
●車両
大型車で運行していましたが、2001年以降は中型車になりました。なお、前乗り時代の最終期には側面方向幕が前後両扉脇についていた日野REが前扉脇の幕を活用して運用していました。最終期の中型は輸送量からは適正であったといわざるを得ない部分です。
●ダイヤ
元々は春季〜秋季は20〜30分毎、冬季は30分毎といった感じで毎日運行されていました。2000年に土休日運行になり、2002年から休日と、多客期(春休み・GW・夏休み)に限り平日も運行しています。概ね9〜17時台の25〜30分に1本の運行で、片道5分の短距離路線でした。
近鉄桃山駅前発時刻表(2002.5.6変更〜廃止時、木祖急氏提供)
| 行先 |
05桃山城(多客期を除き平日・土曜運休) |
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3/20〜7/19 |
7/20〜8/31 |
9/1〜10/31 |
11/1〜3/19 |
| 9 |
10 35 |
10 35 |
10 35 |
10 35 |
| 10 |
00 25 50 |
00 25 50 |
00 25 50 |
00 25 50 |
| 11 |
15 50 |
15 50 |
15 50 |
15 50 |
| 12 |
15 |
15 |
15 |
15 |
| 13 |
23 48 |
23 48 |
23 48 |
23 48 |
| 14 |
13 43 |
13 43 |
13 43 |
13 43 |
| 15 |
08 33 |
08 33 |
08 33 |
08 33 |
| 16 |
08 33 58 |
08 33 58 |
08 33 58 |
08 33 |
| 17 |
23 |
23 53 |
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●考察
桃山城への足という特定の形態の路線だったため、遊園地の閉鎖での廃止は致し方ないと思われます。路線としては京都駅からの直通があっても良かったのではないかと思われましたが(昔は京都市営が京都駅から乗り入れていたそうです)。
近鉄バスの京都地区は、いよいよ向島ニュータウン内の輸送と一部の高速バスのみとなってしまいました。
なお、桃山城については、土地は京都市に譲渡され、運動公園として再開発されます。ただし、城郭は伏見観光のシンボルだったことなどから、今後も残されるということです。運動公園へのアクセス路線としての活用も考えられますが、実際にはイベント時に臨時バスを運行する程度に留められるものと思われます。
運命は皮肉なもので、この廃止から半年後、京都市営バスの運行管理を近鉄バスが受託することが明らかになりました。
(最終更新:2005.1.1)
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