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近鉄バス百科 路線篇3(廃止路線・夜行高速バス)
八王子特急線「トレンディ」(大阪〜東京八王子)
2006年11月30日出発便をもって廃止
翌12月1日より新宿特急線「ツィンクル」が八王子・茨木経由で運行しています。
(USJ←)大阪あべの橋−なんば−梅田−阪急茨木−JR茨木=京王八王子駅
共同運行:多摩バス(京王グループ)
運行開始当初のトレンディ号専用車 1991.7.撮影
●概要
新宿特急線が一応の成果を見せる中、東京郊外を拠点とする路線の整備にも力を入れることになり、1990年11月9日から京王グループの西東京バスをパートナーに、東京都下最大の町・八王子ゆきを運行することになりました。
とりわけ、運行開始時には、運行両者とも日野自動車の新型バス「セレガ」を導入した、最初の路線として話題になりました。
八王子周辺は大学、企業の工場も多く、関西へ帰省手段などにも活用されてもいます。
大阪側では、1996年からなんばOCAT、1999年7月23日から茨木にも停車するようになっています。
2001年3月30日発車便より、大阪行きはUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)に乗り入れ、上本町には停車しなくなりました。
2003年9月1日からは梅田にも停車、八王子行きのみ停車していた上本町への停車はなくなります。10月1日からは共同運行が新宿特急線ともども西東京バスから子会社の多摩バスへ引き継がれています。
しかし、新宿発着路線は阪急バス・京王バス東の新宿〜梅田線の開業、八王子発着路線は南海バスの大阪・京都〜立川線、さらにツアーバスなどとの競合も激しくなり利用者が大きく減少、このため運行会社が同じ新宿特急線との統合により、2006年11月30日をもって当路線は廃止。12月1日出発便からは、新宿特急線「ツィンクル」が、新宿・八王子〜茨木・大阪間で運行し、当路線をカバーすることになりました。
近鉄バスの担当は稲田営業所、多摩バスは恩方営業所(西東京バス時代は日野市にあった観光バスセンター)が担当しました。
●運行ルート
大阪あべの橋、なんば、梅田を経て阪神高速に。1号環状線・11号池田線を経て、名神高速にそのまま進みます。吹田ICで早くも名神を出て、阪急茨木市駅へ。さらに駅前通りを通って、JR茨木駅にも立ち寄ります。
JR茨木を出ると、茨木ICから名神高速に復帰します。名神を東進して、そのまま中央道へ。途中3箇所で乗務員交代を実施。翌朝、八王子ICで中央高速をおりて、八王子バイパス経由で、京王八王子駅の高速バスターミナルに到着します。
なお、大阪行きは梅田、なんばOCAT、あべの橋を経由してUSJに入っていました。
●車両とサービス
使用車両は、両者ともスーパーハイデッカー車を使用します。なお、全席禁煙です。
車内には、お茶、ジュースのセルフサービス、おしぼりもあります。トイレは中央右側に設置されています。他に毛布、スリッパもあります。
大阪あべの橋であべのドック(サウナ)、上本町で都ホテルのレストラン割引券を配布しています。
●予約と運賃
予約は、乗車日の1ヶ月前から、近鉄高速バスセンター(06-6772-1631)で。
なお、東京側の予約は 多摩バス貸切・高速バス予約センター 0426(48)6522 で承ります。新宿線とは異なりますのでご注意。なお、全席J-BUSでのネット予約、またコンビニでの券購入も可能です。
また、京王八王子駅貸切・高速バス予約センターの窓口や西東京バスの車庫、京王観光でも乗車券を発売します。
運賃は、以下の通りです。
| 乗車地 |
下車地 |
片道おとな |
片道こども |
往復おとな |
往復こども |
回数券(大人4枚) |
| 大阪から |
八王子まで |
8,250円 |
4,130円 |
14,770円 |
7,340円 |
29,540円
(3ヶ月間、共通) |
| 茨木から |
7,930円 |
3,970円 |
14,190円 |
7,100円 |
●時刻表(2003年9月1日〜2006年11月30日出発便 最終期のダイヤ)
*グリーンは乗車、イエローは降車専用
2006年12月1日から、八王子・茨木でのご利用は新宿特急線「ツィンクル」をご参照ください。
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八王子ゆき
| あべの橋BS |
22:20 |
| なんばOCAT |
22:33 |
| 梅田(日興ビル前) |
22:50 |
| 阪急茨木市駅 |
23:31 |
| JR茨木駅 |
23:39 |
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↓ |
| 京王八王子駅 |
翌6:29 |
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大阪ゆき
| 京王八王子駅 |
22:30 |
|
↓ |
| JR茨木駅 |
翌5:35 |
| 阪急茨木市駅 |
5:43 |
| 梅田(日興ビル前) |
6:09 |
| なんばOCAT |
6:24 |
| あべの橋BS |
6:45 |
| USJ |
7:15 |
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●考察
八王子側では、八王子駅にしか発着点がなく、その他のターミナル拡充も西東京バスの運行エリアが狭いため、多摩ニュータウンや立川への延長は難しく(南海バスの立川線は某新宗教団体のお客を当て込んだといわれ、当路線を利用していた信者がそちらに流れたという説もある)、青梅や五日市では都市規模が小さいことやJR線でのアクセスも可能なため、行き詰まったといえるかもしれません。新宿特急線への統合は以前から予想されていたところもあり、やむをえないのではないでしょうか。
●路線の変遷
| 日付 |
内容 |
備考 |
| 1990年11月9日 |
あべの橋バスステーション〜京王八王子バスターミナル間で西東京バスと共同で路線開設 |
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| 1996年3月20日 |
OCATビル経由に変更 |
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| 1999年7月23日 |
阪急茨木・JR茨木経由に変更 |
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| 2001年3月30日 |
大阪行きのみUSJへ乗り入れ |
大阪行の上本町廃止 |
| 2003年9月1日 |
梅田停車、八王子行きの上本町を廃止 |
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| 2003年10月1日 |
共同運行会社を多摩バス(西東京バス分離子会社、恩方営業所)に移管 |
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| 2006年12月1日 |
新宿特急線に統合され廃止 |
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(最終更新:2007.4.29)
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